2010年5月27日

 
 先週の予定が雨のため延され5月27日9時に、すずかけ台駅に集合したのは「元気もの16名(女子9名・男子7名)」。二子玉川駅下車、昔の「砧線」線路敷を歩くこと20分で静嘉堂文庫(世田谷区岡本)に到着、広大な敷地内に文庫のほかに静嘉堂文庫美術館、岩崎家霊廟があった。

 美術館の山田学芸員に展示中の「武家文化の輝き・・・静嘉堂の古刀と工芸」(5月30日まで公開)列品解説をお願いした。古刀とは「平安時代から室町時代に作られた刀」を言うのだそうで、国宝(手掻包永太刀)一振り、重要文化財四振りのほか陶磁・金工・漆工・絵画・書跡なども観て回った。書跡ではNHK「龍馬伝」に出てくる「岩崎弥太郎筆の一行書」があった。「猛虎一聲山月高」(明治時代)とあった、読みやすい字であった。
質問も多くて時間が押され気味となり、次なる砧公園に急いだ。

 空に雲も無くカンカン照りとなった。東名道路の向こう側の「都立砧公園」は風も吹き抜けていて、涼しかった。沢山の幼稚園児が遊んでいた、駐車場にはそれが為のバスが何台も並んでいた。お昼のお弁当は「あずまや」に陣取った。涼しすぎて陽の当たるところを歩きたくなった一行は弁当の時間を短くして、当初の予定時刻に間に合わせた。12時半から約1時間大きな公園を反時計回りに一周し区立世田谷美術館に到着。「アトリエの時間・建畠覚造・模型とデッサン展」が公開されていたが我等には難しいようで誰ひとり入館するものは無かった。

 雲行きが怪しくなってきたので、バス利用1名以外は田園都市線「用賀駅」を目指した、約20分で着くところ、最後の10分間は雨に降られた。傘を出してぬらすのもシャクで傘なしで歩いた。

その後は土砂降りとなった。日ごろの行いをお互いに自慢しあって14時に用賀駅で解散した。また参加者全員無事で、傷害保険料が無駄になった。








文責 臼井